年明け、扁桃腺の手術をしました。
私も扁桃腺肥大で、摘出手術をしたのですが、大人になってから取ったので、 すごく辛かったので、どうせ肥大なら、子供のうちに…という考えで手術を決めました。
ともちんは、3歳になってもコップで飲むことが出来ず、ずっとストローを使っていました。 結構周りからやんや言われましたけどね…。出来ないものは、しょうがない。 あと、いも類を食べると、必ずのどにつかえ、吐く。お赤飯も吐く。初めは噛んでないのかと 思いましたが、私もかなりの大きさの扁桃腺で、風邪を引いてのどを腫らすと、 カプセル剤が飲めず、開けて飲んでいたのを思うとひょっとして、喉に詰まってるんじゃないかなぁって 感じました。
術後すぐ、コップで水が飲めるようになり、いも類も吐かなくなりました。 単なる扁桃腺肥大による、嚥下障害でした。

2月に入り、、針へ通うのはやめました。
死に切れなかった上に、どう自閉症と付き合ったらいいのか分らない…。 うつ状態にどっぷりつかってしまった私は、あろうことかともちんに当り散らしていました。 ちょっとしたことでバンバン叩き、挙句の果てには蹴りまで食らわして…。そして、そうすることによって 「私は母親失格だ…」と落ち込む。どうしようもなくなり、広島の脳症の子のお母さんにメールを打ちました。 「もう、駄目だ…。どうしていいか分らない…」
返ってきた言葉は「ともちんにはママしか頼る人がいないんだよ。そんなんでどうするの?しっかりしな!」 …!我に返りました。そうなんだよね。ともちんには私しかいないんだよね。 そして気分転換に夜遅く、たまたま立ち入った 本屋さんで一冊の本と出合いました。「強い子、伸びる子の育て方」。はじめは、英才教育の本だと思ったのですが、 立ち読みしていたら、そうではなく、厳しい親に育てられた子供の本当の心境がたくさん書かれていました。 切なく、胸が締め付けられるような痛み…。
本を購入し、読み続けました。何度も何度も。正直、そのとき私の目にともちんは「自閉症の厄介な子供」 としか映っていませんでした。可愛くなくなっていたのです。呼んでも来ない。膝に乗せれば暴れて叩かれる。 買い物に行けば、奇声を上げて走り回り、つかまらない。知らないおじさんから「どう言う教育してるんだ!」と 怒鳴られる…。
本にはちゃんと接すれば、子供が可愛くなると書いてあります。ならば、試しにやってみよう…。
本に書かれていることは、私の親の育て方とあまりに違ったため、初めは戸惑いました。そして、 子供に褒めまくるなんて恥ずかしかったのですが、心を込めずに演じてみるだけ演じてみました。
すると、ともちんが可愛いしぐさを見せるようになってきたのです。ほんのちょっとですけど…。 あとがき以降に書いてある文章は普段見ないのですが、たまたま見ていたら、なんと講座があると 書いてある。横浜と書かれていましたが、大阪に毎週金曜日、仕事上がりに大阪へ半年も通った私。 横浜でも行ってやろうと思って電話をかけたら、刈谷市にもありました。すぐ、また聞いた電話番号へ 電話をしました。そして、ともちんを保育園の一時保育へ預け受けに行きました。 とても感じの良い先生でした。何度も受けたくなり、それからは通い続けています。

3月近くになってから保育園の内定も決まり、一安心と思いきや、保育園に入ってから「こんなに障害があるのに、なぜ申し込みのときに言われなかったのですか?」 と言われてしまいました。市役所の対応に疑問を持った私の嫌な予感は的中しました。
ただ、唯一救いだったのが、担任の先生がとても良い先生だったこと。加配が無くても頑張ってくれました。 私も先生に何度も食って掛かったことがありましたが、今となっては、本当に申し訳なく、とても感謝しています。
入園してまもなく、参観日にうちは自閉症であることを伝えました。おかげで、色々なお母さんが声を掛けて くださったり、悪いことをした時は「こらっ!」と叱ったりもしてくれました。みんな、いい人ばかりで 助かりました。

夏ごろ、市の福祉課へ自閉症や知的障害のサークルを紹介して欲しいと問い合わせましたが、「個人情報に 関わる事なので教えられません」とあっさり言われてしまいました。
以前、手話を友達に教えてもらったことがあるので、手話サークルを紹介していただきました。 そのサークルにともちんの通っている公文のスタッフの方がいらっしゃいました。知っている人がいると 気持ちが楽だったので、そのサークルに入れていただきました。
そして、秋。初めての運動会。集団の中を抜けて走り出すことも無く、踊ったりは出来ませんでしたが、 まずまずだったと思います。

4歳丁度のときに今度は病院でなく、児童相談所へ発達テストを受けに行きました。
あまりにも遅れが目立つように なったためです。結果は「2歳児以下」の診断で、第二種の発達障害となりました。「そうかー、2歳かぁー。」 と納得する部分と、「かなりの遅れだなぁ」と残念に思う気持ちとが入り混じっていたのが正直なところです。
12月に生活発表会がありました。あろう事か、ともちんは舞台の上から、友達を次々突き落としてしまいました。 そして、大きな声で叫ぶ。…母親心理学講座受けていなかったら耐えられなかったかも。
この頃、保育園側からともちんをなんとかしてくれと言われ始めました。 保育時間中に、門を抜けて、道路へ飛び出すらしい。保育園側は、「ともちんだけならいいのですが、 年長の正義感ある子達が追いかけて、車にはねられでもしたら、責任が負えない」との事。
手話サークルのクリスマス会で「自閉症で困っている人がいる」と知的障害者のサークルの代表者を 紹介していただきました。その方は娘さんが自閉症です。現在、障害者施設で勤務しておられるそうです。

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